英語の字幕を読めばわかるのに、字幕を消すと途中で話を見失う。もう一度つけてみると、知っている単語ばかり。覚えるのにあんなに時間をかけたのに、と少し言いたくなります。

でも、すぐに「単語力が足りない」と決めなくて大丈夫です。文字では知っていても、つながった音ではまだ気づけないことがあります。まずは、どこを聞き逃したのか探してみましょう。

会話の単語は、一つずつ届くわけではない

会話では、単語の間に毎回はっきりした切れ目があるわけではありません。音がつながったり、強調されない単語が思ったより短く発音されたりします。

たとえば I can help you では、help が強く、can は短く弱く発音されることがあります。単語を一つずつ読んだときと同じ音を待っていると、この小さな can を聞き逃しやすいのです。

実際の発音は、話す人や文脈によって変わります。この練習で特定のアクセントをまねる必要はありません。まずは、知っている単語がつながるとどう聞こえるかに注目します。

聞き逃したところを見つける

正確な英文の書き起こしや、内容を確認済みの英語字幕がある短い音声を選びます。最初は20〜30秒くらいだと繰り返しやすいですが、きっちり計る必要はありません。英文を読んでも難しければ、もう少しやさしいものにしましょう。

次の順番で聞いてみます。

  1. 文字を見ずに聞く。 大まかな内容をつかんでから、わからなくなった部分をもう一度再生します。聞こえた言葉をメモし、不明なところは空けておきます。
  2. 英文と比べる。 知らない単語だったのか、知っているのに聞き取れなかったのかを確認します。初めての単語なら意味を調べ、知っている単語なら前後の音とのつながりを聞いてみます。
  3. 英文を見ながら、その一文を聞く。 音と言葉を対応させてから、文字を隠してもう一度再生します。さっき聞き逃した部分は聞こえますか?

たとえば I … help you と聞こえたなら、一文を再生して can の音を探します。「どうして英語が聞き取れないんだろう」という大きな悩みを、一つの確かめられる疑問にできます。

別の音声でも試してみる

何度か聞くと、その音声をほとんど覚えてしまうかもしれません。それも役立ちますが、別の人の話まで聞き取れるようになったかは、まだわかりません。別の日に同じくらいの難しさの短い音声を選び、文字を見る前にどこまでわかるか試してみましょう。

Engflowでも、音声ボタンのある単語カードでは例文を聞けます。最初は例文を見ずに聞き、それから文字で確かめてみてください。長めの会話を聞く練習とあわせて、文の中の単語の音に触れる小さな練習になります。

今日は、聞き取れなかった一文だけで十分。何を聞き逃したのか確かめて、もう一度聞いてみましょう。ポッドキャストの続きは、そのあとでも大丈夫です。

TelegramでEngflowを開く